シラカバの草刈現場と、里山部のNEWアイテム★
しみずです。
前回に引き続き草刈の現場と、里山部フィールドに設置した魅力的なアイテムの紹介です。
★今日の現場は平坦なシラカンバ林でした。
違和感が二つ。ササがない。低木と中層木がない。
話を聞くと、以前からこのエリアに生える植生は、全部刈っていたようです。
よく見てみると、様々な広葉樹の稚樹が生え、次の森に移りたがっている様子がわかります。シラカンバの林はいわば「森のかさぶた」、何らかの理由で更地に近くなった場所にいち早く生え、森林を形成することからマザーツリーとも呼ばれています。その分寿命が人と同じ程度で60年から80年ほどといわれています。
ざっとここは30年くらい。カバが終わった後、自然に別の広葉樹にシフトしていくのが、よく見られる森の推移だと思います。
そうみると、ここでは、10年生の中層木がたくさんあっても良かった場所です。
カバの林は比較的林床が明るく保たれています。ササがはびこることがおおいのですが、ここではササはもうすでにやっつけて、次のステップへ以降することが十分可能な森の状態でした。
同じ場所で撮影した前後の様子です。左が草刈前。全部草に見えますが、これだけ「木」が生えていたのです。
そこで、今日は山主さんにも、全刈りはやめて、次の世代の森をつくるためにこいつらを積極的に残していきましょうという提案をしまして、その方向性で森を作っていくことになりました。森林浴をするにも、明るく、多様な種類が生える林は効果的です。これからのこいつらが、楽しみになりました。
とにかく、カバの根元や近辺には、何種類もの広葉樹がありました。こいつを活かす。
★里山部フィールドに魅力的なアイテムが増えました。
一つ目は、本格的なピザ窯です。施工していただいたのはなんと、煙筒の横山さんの社長直々、里山部に足を運んでいただき、1日かけて作っていただきました(1日でできるのがすごい)。
ただ、レンガを積み上げて作った素人窯は、温め2,3時間。ふたを開けるとすぐ熱が逃げて、、、というようになかなかに難しいものでした。
今回は材料から本格的です。「作るなら良いもん作らなきゃダメだ!」と居酒屋で横山さんから喝を入れられ(笑)材料を買い込み挑みました。
横山さん、煙突の仕事をする前は、ブロック、レンガのお仕事を数十年勤めており、実はレンガ関係にもお強く、加えて本職である煙突、熱の動き、断熱、と窯に必要な知識も兼ね備えており、施工技術から知識まで、全てプロフェッショナルでした。
見えないところで、誰も教えてくれないマル秘な工夫がされています。
特に天井の熱がこもりやすく逃げにくい加工は、ここでは教えません。
僕の秘密にします(笑)
そして極めつけは煙突。この煙突いくらするか、、、無料でいただきました。感謝感激です。このピザ窯の横にちゃんと横山さんの会社のマークはっておかなきゃ。
現在さらに、これにあう蓋(ドア)を作っていただき、明日、完全に完成します。しばらく乾燥期間ですので、来週あたりから使えます。本当にありがとうございます!
料理好きの方(作るのも、食べるのも)を集めて、イベントやりますよ!!!
★二つ目は、なんと、ソーラーパネル買っちゃった★
待ってたんですよこれ!!何カ月も(笑)
昨日のハレバレパレット、あのライブ演奏に使われている電力原ってソーラーなんですよ!!そしてそのソーラーパネルを扱う太陽職人は、日本中を旅する「早川寿保さん」。早川さんを知ったのが2月、その時は雪山にいたけど、すぐ電話してみると「旅して北海道に戻るのは6月のハレバレパレットだわ」みたいな会話を交わしました。それから待ちに待ってやっと昨日でした(笑)
電気の勉強のことは覚えてなかったけど、非常にわかりやすい説明で僕でも設置できました!!!
電気付きました!!!!
そしてなんと、携帯の充電もできるようになりましたあぁあ!!!!
芋も太陽の光を浴びて成長が止まらない模様。太陽ありがとうぉお!!!
最後に、ハレバレパレットの駐車場係の様子。
これみたら徐行するわ。
準備や会議にはあんまり出られませんでしたが、こんな大勢の人たちと何かを成し遂げるこの感覚。最近ずっとなかったなぁ。すごい充実感でした。
これでまた一人でも頑張れる。
早く、里山部に遊びに来てほしいのですが、24日までずっと仕事で、且旭川にいない日もありまして、開放できるのは再来週あたり、7月に入ってからになりそうです。
申し訳ない!!!!