告知と報告、7月21日、ニセコにて
しみずです。
最近は、自伐を目指す方の応援で、チェンソーの安全講習をニセコで行ってきました。
安全に伐倒できるようになりたい!ということで、2日間と短い時間でしたが全力で森で一緒に作業してきました。
完璧な伐倒ができるようになるのに長い年月がかかりますが、まずは森へ入るまえの事前注意事項、危険生物とその対応、天候について、チェンソー周りの道具たちの紹介、持ち方、作業時における重要なポイントや、安全第一かつ、正確な場所に倒せる技術、木の見えない力に対応する技術や、かかりぎ処理、メンテナンス、、、等々を詰め込んだキコリスタートアップセットでした。
ここでは、シラカバの樹皮細工をしている方がいまして、事前に伐倒するやつの樹皮を剥いでいましたので、こんな色合いをしています。
僕が得意とする高精度のコントロール伐倒です。
シンプルな重心の木なら、この伐倒技術があれば、狭い庭での庭木の伐採も間違いなく倒せます。日本式でもいいのですが、最近は自分の森でもこればっかりです。
細い木にはできませんので、だいだい切る場所の太さが25cm以上がベストなサイズになります。
2日目には、伐倒から枝払い、玉切りまでできるようになりました。
参加者も本気でついてきてくれたのと、センスが良かったのがあったと思います。
実はこれから、まずは道南から、自伐フォーラムと自伐塾を開催していきます。
道南が終わると、次は道北地区で行う予定で、道北地区は僕がフォーラム全般を担当していきます。ちょっと荷が重いっす(笑)頑張ります。
ニセコでのフォーラムの詳細を下記に示します。
僕も事例紹介という形で発表致します。
・・・まだ開始して3か月しかたってないのに事例紹介ですよ、やばい。
木材を切り出して売るというスタンスはまだそこまで実績(本来必要な実績はここだよね)がないので、里山部全般の複合的な森林を利用した取り組みを紹介する予定です。
また、自伐塾での、チェンソー全般を扱う講習は僕が担当します。是非皆さんでこの面白い伐倒技術マスターしてみせんか。
こっちで伐倒したがっている20代の女子が先にマスターするはずなのでその報告が先になりそうですが(笑)。
・・・里山部の道南地区の支所作ろうかな(笑)
フェイスブックより
北海道自伐型林業推進協議会主催のフォーラムと2017年度自伐型林業家養成塾説明会が開催されます。
「自伐型林業フォーラムinニセコ」
「2017年度 自伐型林業家 養成塾 説明会」
≪開催趣旨≫
持続可能な環境共生社会に向けた自伐型林業が北海道でも本格スタートします。
当会では北海道において今までなされていなかった自伐型林業の普及を目指すと共に、全道各地に持続的森林経営者の真の担い手を創出します。そのための自伐型林業の技術習得を目的とした研修事業「自伐型林業家養成塾」の事業説明会をフォーラムと合わせて実施いたします。
~『北海道型』の自伐型林業を目指して~
北海道の林業は森林組合などが主体となり、高性能林業機械などを利用し集約的施業が進められています。 自伐型林業は山林所有者や地域住民、林業家などが地域から離れず、永続的に収入を得ていく林業です。 低投資で始められ、大型機械も使用しないので、環境に優しい林業です。北海道では戦後の造林で育った木が充実期を迎えていると言われていますが、人工林は50年皆伐からの植林を繰り返し、天然林も皆伐施業が横行し森林の持続性が失われつつあります。環境配慮・地域就労・地方創生・諸々の課題解決には「自伐型林業」が決めてとなります。兼業・専業問わず、林業を暮らしにそして生業に。新しいライフスタイルとして始めませんか?
プログラム
1、 基調講演 林業の真の担い手は「自伐型林業」にあり!
・中嶋 健造氏
(NPO法人自伐型林業推進協会 代表理事)
2、 自伐型林業 事例紹介
・清水 省吾氏 (里山部 代表)
・大西 潤二 (株式会社大西林業 代表取締役)
3、 トークセッション
(参加者全員対象:テーマ・北海道の自伐型を描こう)
4、 自伐型林業家 養成塾 説明会
総合司会 澤田健人 ニセコ町 地域おこし協力隊
≪日時≫2017年7月21日(金)
開演14:00~ 【受付13:30~】
終了17:30
≪会場≫ニセコ町民センター
(虻田郡ニセコ町富士見95 TEL 0136(44)2221)
≪参加費≫ 1名 1000円
【お申込み・お問合せ】
北海道自伐型林業推進協議会
白老郡白老町栄町2-1-7(ならの木家 内)
TEL&FAX 0144-82-3852
メールアドレス kitanojibatu@athena.ocn.ne.jp
【主催】北海道自伐型林業推進協議会
【協力】NPO法人 持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会
【後援】ニセコ町
この事業は公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団の助成を受け実施します。