里山部-satoyama-活動(東鷹栖)

小さな森の山主が始めた個人事業ブログ

サッテ・イモ・アソビ

しみずです!

 

最近、サッテ(去手)で、細い木を見よう見まねで伐倒してみました。

細い木を三つ紐伐りは無理でした。途中で倒れちゃいました。やってる途中から「あかん、これ無理だ」みたいなのは感じ取っていたのですが(笑)

やはりそこそこの大径木に限るのですね。

 

むかし、サッテで倒していた人はすごいですね。受け口きれいだし、何より体力すごいです。『へいへいほー』なんて掛け声だしてる余裕ないです。

与作の余裕っぷりに感服しました。

こんな細い木倒すのにふたりで、15分くらいかかりました。疲れた。

ただ、斧が木にあたる感触が気持ちよくて、楽しいのは間違いないです(笑)

このサッテで木を伐ったのは何年ぶりになるんでしょうね。

富良野 長運斎弘光』とこの斧に彫られておりました。この方のルーツが知りたい、会いに行きたい、しびれます。

モデルさんは東京人(笑)

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伐り終わった後の伐根を上から見た様子。雑で、ひどすぎ(笑)

一応、受けの方向には倒れたんです。

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そして芋ですよ!

原始の畑に植えて放置した芋ができましたよ!森の西側で、朝日を浴びないという致命的な環境でしたが、芋は無事にできました。バンタムコーンは全然ダメでした。背が育たない!

そして、突然の芋掘りイベントでしたが、駆け付けてくれた方と一緒に掘りました(笑)

 

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息子『芋アッター!!!!!!!』と狂ったように掘ってました(笑)

とれた芋はめっちゃ小さいサイズ(笑)

でも、味は美味!森の芋美味!!

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来年もやりますよ!是非お越しください。春の植えるところからやります!

森の芋、森の火、森の風、森の時間。幸せ120%な空間です。

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最後に、

最近「外あそび」について大人たちが議論する機会に参加することができました。「外あそびについて議論する必要がある時代なんだなぁ」と不思議な感覚。

これは、着地点とか、何をどうするとか全く見えておらず、ただ、お互いの遊びに対する意見を出し合いました。

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外あそびをさせたい親はいるのだろうか。

外あそびをしたい子どもたちはいるのだろうか。

外あそびができる環境なのか。

今、外であそばせる余裕があるのか。

五感を使うことって、故郷で遊んだ景色や、経験、匂いや味、苦い経験などから学んだことが多く活きているからこそ、生きている。

 

 

いま、ぱっと外にだされて、遊具がなければ遊べない子どもたちに対して、遊びのヒントをちょこっと出したいなぁ。

『パッ』とみて、『うわぁ、楽しそう!』と思わせる最初の部分を提供したい。

あとは日が暮れるまで、じっくり遊んで。おなかがへって、ご飯をたくさん食べて。

そんな子どもたちが主体で、より自由で、やってみたいを体験できる「環境とフィールド」を提供し、あさひかわで外遊びを通じて、郷土愛を共に育てるのとともに、健全でたくましい子どもたちを育てたいなぁ。

っていうのを個人的に感じた時間でした。

 

そしてそれが森サイドでできるのも、里山部。

ほら、楽しそうでしょ(笑) 昨日やった『里山あそび』の最後の一枚!

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