里山部-satoyama-活動(東鷹栖)

小さな森の山主が始めた個人事業ブログ

まぞい。

 

しみずです。

 

なんか、柄にもなく、メンタル的なことを書きます。

 

ちょっと、SNSで、友だちの弱っている投稿を見て、情けないなと思ったから、気合をいれてみる。その人に届くと良いけど。

 人はだれかと比較することで、安心がえられる部分がある。

だからおれ以下はないだろうと励ましてみる。

 

僕がやっていることは、マゾいことだ。

クヨクヨしているヒマがあることが贅沢だと知ってほしい。

 

 ●まず、林業に新規で1人で参入

 

することがドマゾ。

先にソースを張っておく。https://blogos.com/article/221056/

以下抜粋

●現在の林業は、重機で伐採・搬出することが増えた。求められる技術も土木作業のような重機の操縦になりつつある。一方で木材の用途は、建材から合板やバイオマス発電燃料用など材質を問わない分野が増えてきた。山の木を全部伐採してしまう皆伐も行なわれる。しかし自然の中で樹木と向き合って働くことを期待して林業に就いた若者には、思いと違うと悩むことも多いという。

 

加えて事故も多い。平成25年の統計では、死傷者数1723人、うち死者は39人だ。死傷者の千人率(1000人中、何人か)は全産業平均では2,3だが、林業は28,7。約12倍にも達する。全林業就業者が5万1000人程度なのだから異常に高い。林業現場では、技術や安全知識に関する指導がなされないことが多いのだ。にもかかわらず、給料が上がらない(それどころか下がる)状態が続いている。きつくて危険な仕事なのに報われない。そのため、せっかく就業しても5年以内に約半分が辞めてしまう。

以上

 

まぁ、日本一死傷率が高い。

 

こんな中、従業員として働くならまだいい。社長が守ってくれるから。お金の面は。

命は自分で守るしかないけど。

 

だから結局、死ぬか大けがするかの世界で、儲からないし、自然破壊しているわりには、よく消費者には知られていない世界で、子どもにも認知されていないのに、「木のもの」は人気で、その苦労を知らずに、使われ、地域の資源は無限にあると思われているこの流れ。

 

 キコリって誰に褒められるん?

誰のために木を伐っているん?

地域のためになってるん?

得しているのは現場の人じゃないんじゃね?

 

尽きない不安と不満に、ここに1人で飛び込んでやっているのはマゾ以外ない。

 

 

 

僕は、「清水以下はないだろう」と思ってくれるレベルのモデルをやってきた。

 

僕が金持ちで、人脈もあって、ノウハウもあって、バリバリ創業から儲けられるような存在なら、皆のモデルにはなりえない。誰も真似できないから。

 

そうじゃなくて、何もない0からのスタートを見せたかった。これからを生きるワカモノたちに、生き方を!

あいつだからできたんだ」とか、「僕には真似できない」と思われたらモデルにならないから、俺自身が最低底辺のモデルを作ろうとも思った。

 

 

●死傷率NO1。

●常に野外で、3Kどころじゃない。何個の過酷(K)があると思ってんだ。

●木がなくなったら仕事がない。(地域資源を食って生きているサダメ)

●借金はしない(お金は借りない)。自分の持ち分で、出来る範囲でやる。

クラウドファンドもしない。やってる時間があるなら、自力でなんとかする。

●重機は使わない。体一つで向き合えない自然には手をださない。それが自然への畏怖と敬意。

●経営しらない。金だけが全てじゃない。1人でやっている分には。

●お金からの脱退。なくても生きられる環境を整えれば、お金に縛られないで済む。

●生き物を殺す覚悟が必要。僕は木の他に、ネズミやコウモリ、魚、(ゆくゆくは鹿)を、自分が生きるために、自分で殺している。いわゆる人以外の殺し屋。自分で命をとめることが人よりも何倍も多いと自負している。僕は、命と向き合う本質的な命師だと思っている。

●この地域がつまらないなら、楽しくする。楽しく生きる見本になる。

●弱いなら、強くなれ。

 縛りプレイが大好きなわけじゃないけど、自力でなんとかするしかないんだ。

 

家で、弱っているヒマがあるのは贅沢だよ。

そのヒマが自分を弱くするんだ。

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動けワカモノよ。日本に負けるな。

家屋に守られている安心が弱くするんだ。外に出ろ。

僕とこの山を有効に使うんだ。

自分で動いてここまでこい!山にきて、自分で強くなれ。

山がそうさせてくれるから。

 

と、応援してみる。

 

一度、下界を見下ろすと、世界が変わる。見下ろせるのが、山。

僕は、僕の知っている世界しか見せられないけど、この世界はきっと、わずかでも、心に突き刺さるはず。

道民、頑張ろう。

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