里山部-satoyama-活動(東鷹栖)

小さな森の山主が始めた個人事業ブログ

千葉シリーズ2 服装編

しみずきこりです。

 

千葉県香取市の台風被害跡、新規森林作業道開設の内容でお送りしております。

千葉県の1月の気候がわからずFacebookで情報を集めたところ、「割と寒いぞ」ということがわかり、「こっちの秋くらいかなぁ」という装備で行きました。

 

もし、千葉の山に入る道民がいるなら参考にしてください。

千葉、香取市の1月は、「冷蔵庫」です。朝起きたら地面が凍ってます。霜ができてます。体の芯からゆっくりと鮮度の良いまま保存されそうになります。

「半袖で余裕だろう」と思っていたのが恥ずかしい。しっかりと冷やしてきます。

自分用でもあるために装備を記載します。

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右から二番目、赤いダウン着ているのが僕です。

 

 頭:ファナーインテグラルフォレスト:これはヘルメットですね。

 頭ー首:アウトドアリサーチ ニンジャクラバ:最高に暖かかった。

 体1:(ドライレイヤー・一番目の肌着で撥水の役目):eton Bros.(ティートンブロス)  のランウエア・かれこれ、このブログを書いている今で、223日連続で着続けています。もう一生この服になりそうです。もうこれが肌になりそうです。

 体2:(ベースレイヤー・二番目に着る吸汗と蒸散の役目):finetrack (ファイントラック) サーモロングスリーブ。なんか色々種類あるみたいでどれだかわからぬ。これ暖かいし、広く汗を吸って早く蒸散させてくれる。ありがたい。

 体3:(ダウン:保温):outdoorresearch(アウトドアリサーチ)、フラッドライトジャケット。ユンボにずっと乗ってるとこれでも寒かったわ。

 ※体4:雨天時(レインウェア):montbell(モンベル)フィールドレインジャケット。寒いときは、体2,3の間にこいつを着ていた。割とユンボ乗っていると動かないので、防寒にはならず。

 ※体5:木こり専用ジャケット(視認性、耐摩擦、耐久性):stihl(スチール)アドバンスX-TREEmジャケット。藪や、とげや、摩擦が発生するところにはこいつが一番防御力が高い。しかし、汗が染み込んで寒いわ、通気性が良くて寒いわで、ほんと、スチールの林業用ジャケットは耐久性や耐摩擦と視認性に特化している分、撥水や吸汗や蒸散、防水、透湿機能が乏しくて本当に冬は厳しい、寒い。冬にこれ着用するときは、インナーに工夫が必要ですわ。

※基本的に、体は1,2,3でやっていたが朝方が寒く昼は熱く、夕暮れは寒かった。

 手袋:アウトドアリサーチアクセルワークグローブ。暖かく、かつ革手なので刃物に強く、作業しやすかった。チェンソー作業中は半日で手汗で濡れて、かなり寒くなる。

千葉に行っている約3週間は頑張ってくれたが、人差し指や中指などが破けた。縫って補修して今も使っている。割とよきグローブ。牛革なので、最初は固く、手になじむまで時間はかかる。

 下半身1:下着は適当。プロノで購入した1000円くらいのやつ。

 下半身2POLARTEC(ポーラテック)NEW UN1050 Bottom Underwearこれの旧式です。今新しいのでてるね。もう死語となったいわゆる「ももひき」というやつ(笑)

こやつ、内側に凹凸があって汗かいても皮膚に直接あたりにくく、つまり濡れて寒いという状態を起こしにくい優れもの。これ結構素晴らしいと思っている。チェンソーズボンを履く前にインナーとして装着していてもいける。しかし冬はそれだけだと寒い。

 下半身3:DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジックダイレクト) UTILITY(ユーティリティ)綿クライミングパンツ。これはワークマンプラスで買った試しのやつ。僕はLサイズで買って小さかった。一瞬で股が破けた。まぁ3000円はそんなもんだと割り切るしかない。僕の漢気林業は、人力が多い分、衣服は瞬間的に壊れ破けます(笑)

 下半身4:montbell(モンベル)フィールドレインパンツ。泥汚れ避け用のレインパンツ。防寒性はない。一般的な作業着のお店の5000円台のレインパンツは蒸れて仕方がないから、モンベル中でも割と安価な方のパンツ。蒸れは抑えられるので良い。

 ※下半身5チェンソーを使用する際は、下半身3をこちらのチェンソーズボンにチェンジ。husqvarna(ハスクバーナ)、プロテクティブズボンT-EXII。冬は寒いよ。これの上に防寒ズボン履かないと死ぬ。

 靴下:防水靴下。シールスキンやプロノやモンベルやら、そんなに違いはない。

 靴:モンベル、ツオロミー ブーツ ワイド。ダメ。半年でぶっ壊れる。これで2足目。穴が開き、底がはがれ、ひもが千切れ。うーん、山が強いのかなぁ

 

 

といった装備です。

やっぱり今どきのアウトドア業界で注目されているギアを林業で使うとどうなのかって試してみたいじゃないですか。

僕の中では、アウトドアの世界でも林業、それも漢気林業が一番過酷でして、それについてくるギアって本当に限られているんですよ。

今のところ林業についてくる最強なギアはミステリーランチです。これはもうね、僕の山生活の中で一番壊れない、長くタフに使えるメーカー第一位です。ファスナーが強烈に強いのが一番素晴らしいと思う。ミステリーランチのリュックは本当に素晴らしいです。雨にはくっそ弱いけど。中身を防水にすればいいので問題ないよ。

 

あれ、これあれだな。

この調子じゃ割と長く続くやつだな。

内容は次回からにします。すいません。