カレンダーできました。
しみずです!!!
『予定表見にくいわ。カレンダーにして』という身内からの声がありました(笑)僕も気にしていたんですよ。更新しにくいし、見にくいし、でもどうやるかわからん。
と思っていましたが、検索したらすぐ出てくるんですね。森にはない解決のスピードですわ。IT。すぐ答えがわかってしまいますわ。
というわけで、グーグルカレンダーと連携させました。
相変わらずですが、パソコンでの閲覧推奨です。
スマホ。。。アカンね。見にくいね。
https://www.satoyamabu.com/blank-5
8月です。開始して4カ月です。森で暮らしていけることを今は証明できております。
『森はもうダメだ』なんて言ってた地域のおじいちゃん。
4カ月間はダメじゃないですよ(笑)
全然だめじゃないどころか、求める声を多く聞きますよ。
地域の方たちが、一緒にやりましょうよ!自伐!地域の森を持っている自覚と責任取り戻しましょうよ!
なかなかのスピードで、キコリの技術を求める方たちが里山部にお越しいただいています。
洞爺湖は、初心者向けの伐倒講習会。北欧式の技術や、従来の伐倒よりも退避時間が設けられるようなことを、伝えました。
比布町は、初めてチェンソーもつかた、長くても2日程の方たちが2日間の講習でこの風倒木を処理できました。排気量が30ちょっとの19800円のチェンソーで(笑)
いやぁ、このチェンソーでこの現場は辛いのによくやりましたわ(笑)
また日々、一言では言い表せない経歴と経験をお持ちの方々との出会いを繰り返しております。
いい意味ですよ。いい意味で、すごい変態な人たちです(笑)。
この人たちが全員里山部の森に来たら、地域爆発するんじゃないかなと思うほど、僕と同じ熱意や意識の方たちがこんなにいるのかと、勇気づけられております。各方面でかっこいい人たちなんだよなぁ。
出来るところはお互い協力して地域起していきましょう。
相変わらず、上流が~、キコリが~、林業が~等々と日々出会う方たちと話し合っております。消費者を意識づけるためには、’よくわからない口うるさいやつ’が地域に必要です。『何だあいつ・・・でもちょっとそうかもな』なんて気にしてもらえただけで成功です。
もっと子どもも、大人も巻き込んでいきます。ゆっくりと。
この木は何で生まれ、どう育ち、どうして伐られ、何になり、どう使われるのか。
ここまでの木のストーリーが、大切だということを、里山部は今後も伝えて行きます。
今の子どもたちが未来の消費者です。
未来の消費者が木を理解してくれると林業もきっとよくなります。
多少の赤字は覚悟でも、子どもたちのため、地域の森の為なら『キコリの出張』で出向きますので呼んでください。
また、里山部では、東京ドームにヒト科が1人しかいない人口密度をご提供致します。
ここでしか提供できない人口密度じゃないかな(笑)1人になりたいときはお越しください。ここは、下界のルールは通用しません。緊張と自由があります。
さて、明日は山の日です。
今年の里山部、山の日はイベントを考えていたのですが、それはやめにして、
「キコリ」を一人生み出す日にしました。
なので、明日一人、キコリが誕生します。早朝からの講習です。
今日はもう、おやすみなさいませ!
森で出会った、人、人、人
お久しぶりです!
しみずです!!
更新滞ってました。
ありがたいことに、森でいろんな方たちとの出会い、体験、気づき、楽しみ、生きる喜びを分かち合いすぎてて、パソコンなんて必要ないんじゃないかと思ってたくらいでした(笑)
7月はおかげ様で、様々な方たちに「里山部」を使っていただきました。自分の力が役に立てて、本当に嬉しい限りです。ありがとうございます!
今日は、パソコンやる気力が回復したんです(笑)
午前中、久しぶりに森で一人になり、静かに森の命を体に染み込ませ、精神共に回復してきました。
生き物の写真を撮ろうと思って一人でプラプラしたのも久しぶりでした。サトヤマドラゴン(カナヘビです)が小屋で日向ぼっこしてました。
7月は、たくさん、興味・関心を活かして、森の本質的な体験をするため、一歩踏み込んで、多くの方と一緒に森との時間を共有してきました。
ここまでできるのは、旭川でここだけでしょう!と言い切ります。しかし、旭川の森では本来これが普通であるべきなんですよね。
精神的にリフレッシュできる場所、人口密度から解放される場所、生きる大変さと楽しみを知る場所、自然の恵みに感謝する場所、林産物でお金を稼げる場所、昔の歴史を読み取る場所、何より人間同士が一緒に協力しあって楽しむ場所。下界の生活にはない自由と生死がある場所だと感じています。
文章じゃわからないです。でも、なんかいいんです。
里山部の自伐プレイヤーも2名ほど増えました(笑)若い女性です。
さて、唐突ですが、やはり僕は自伐型林業のやり方がしっくりきてます。
『国の制度だから(補助金、出るからやるの当たり前だろ)』といったらおしまいなのですが、現行林業の高性能機械と大規模皆伐の流れが旭川もボチボチみられるようになりました。道路から見えるようになったんです。車を運転していたら、「あれ、ここ全部伐られてる、前何生えてたっけ」みたいなハゲ山がぽつらぽつら。
我々に見えない奥地ではどうなっているのでしょう。
1次産業のなかでも、林業だけはどうも市民に開かれない気がしてます。魚と野菜には値段がついているのは我々は見えるのに、木の値段は市民が見られない。どこで何してるのか、普段の生活じゃ見えないし、見れるはずもないし。キコリは寂しい。
若手の林業マン増やそうとあちこちでなんか対策してるけど、知らない世界すぎるんじゃないでしょうか。それこそやったことないのに「危ないから」という理由で森の世界に入らない人もいるんじゃないでしょうか。
若者だって、金のために、森を壊したくない人もいるんだと思います。僕も森の仕事大好きだけど皆伐だけはやりたくないし。
だったらどうするかって、
現行林業とは違った、新しい林業したいと思ってます。それが最近なって知った自伐型林業です。
そのために、里山部で、50haから100haの大きな面積を所有して、トラスト的な保全かつ、林業てきな産業を両立した、環境保全の持続型林業を行おうと考えています。
クラウドファンディングです。
里山部立ち上げる時も「そんなのできない」って周りから言われてきました。
でも、里山部が提供する身近な自然との本質的な関わり方に賛同していただける方が多くいたんです。
出来ないのは、やってみないとわかりません。
たぶん、とてつもない金額になります。そもそもクラウドファンディングで出来るかどうかもわかりません。
でもちょっと、我慢できないので、進みます。
ダメだったら、「やっぱりな」と笑ってください。
HP更新や薪・ペレットストーブ大展示会、そして休日。
しみずです。
ホームページ更新しました。過去の活動の様子を写真で載せてます。
クリックすると一言説明文があり、「こんなことしてんだなぁ」ってわかると思います。
全部載せているわけではありませんが、ほとんどの活動を載せています。
写真のスクロールを下にいくほど、古い活動です。
https://www.satoyamabu.com/blank-13
また、8,9日で行われた薪・ペレットストーブ大展示館もHOTな二日間でした。
本当にHOT、というよりか、業火の二日でした(笑)天気よすぎて30度、テントの中でもペレットストーブ点火してるので、もう、最高に暑いZE状態(笑)
でも、ピザ美味かった。里山部のぴざ窯も最高だけど、イタリアなおしゃれなピザ窯で食べるのもまた美味かった。
自伐キコリ⇒モノづくり職人⇒自伐キコリが販売するというストーリーで、里山部フィールドで力尽きた90年生のカシワをチェンソーの縦引きした板にレーザーで加工したプレートも出しました。購入していただきましてありがとうございます。
会場にお越しいただいた方は、バイオマスエネルギーの良さを知っている方がほとんどでしたが、更に一歩こだわっていただきたいという思いで里山部は参加しました。
薪を使う以上、ユーザーさんも出口側なのです。
もっと地域資源の入り口を気にして、薪のストーリーにもこだわってほしいと思い、熱く語りました。
また、道外からのストーブ販売の皆さまとの交流も非常に楽しく、かつ刺激になりました。向うで、自伐らしいことをすでにやられている方もいてビックリでした!
ありがとうございます。
そして、今日はじっくり休めました。
息子と忠別川で川遊び後、気になるお店にも行くことができました。
窓ガラスからスチールチェンソーのおもちゃが見えたり、トラクターが置いてあるお店です。
息子が帰りたがらない(笑)と思ったら僕まで魅せられるものがありまして。
スチールの防護服やグローブなどが置いてありました。結構、チェンソー店でも現物が置いてないので、サイズの関係や感触がわからず、注文してみないとわからないという不安があったのですが、ここでは触れました。外国のSサイズやMサイズってよくわからないので、非常に助かります。息子はトラクター、僕はスチールを堪能して、何やら二人してまた来ようねみたいな雰囲気になりました(笑)
明日からまた頑張ります!
告知と報告、7月21日、ニセコにて
しみずです。
最近は、自伐を目指す方の応援で、チェンソーの安全講習をニセコで行ってきました。
安全に伐倒できるようになりたい!ということで、2日間と短い時間でしたが全力で森で一緒に作業してきました。
完璧な伐倒ができるようになるのに長い年月がかかりますが、まずは森へ入るまえの事前注意事項、危険生物とその対応、天候について、チェンソー周りの道具たちの紹介、持ち方、作業時における重要なポイントや、安全第一かつ、正確な場所に倒せる技術、木の見えない力に対応する技術や、かかりぎ処理、メンテナンス、、、等々を詰め込んだキコリスタートアップセットでした。
ここでは、シラカバの樹皮細工をしている方がいまして、事前に伐倒するやつの樹皮を剥いでいましたので、こんな色合いをしています。
僕が得意とする高精度のコントロール伐倒です。
シンプルな重心の木なら、この伐倒技術があれば、狭い庭での庭木の伐採も間違いなく倒せます。日本式でもいいのですが、最近は自分の森でもこればっかりです。
細い木にはできませんので、だいだい切る場所の太さが25cm以上がベストなサイズになります。
2日目には、伐倒から枝払い、玉切りまでできるようになりました。
参加者も本気でついてきてくれたのと、センスが良かったのがあったと思います。
実はこれから、まずは道南から、自伐フォーラムと自伐塾を開催していきます。
道南が終わると、次は道北地区で行う予定で、道北地区は僕がフォーラム全般を担当していきます。ちょっと荷が重いっす(笑)頑張ります。
ニセコでのフォーラムの詳細を下記に示します。
僕も事例紹介という形で発表致します。
・・・まだ開始して3か月しかたってないのに事例紹介ですよ、やばい。
木材を切り出して売るというスタンスはまだそこまで実績(本来必要な実績はここだよね)がないので、里山部全般の複合的な森林を利用した取り組みを紹介する予定です。
また、自伐塾での、チェンソー全般を扱う講習は僕が担当します。是非皆さんでこの面白い伐倒技術マスターしてみせんか。
こっちで伐倒したがっている20代の女子が先にマスターするはずなのでその報告が先になりそうですが(笑)。
・・・里山部の道南地区の支所作ろうかな(笑)
フェイスブックより
北海道自伐型林業推進協議会主催のフォーラムと2017年度自伐型林業家養成塾説明会が開催されます。
「自伐型林業フォーラムinニセコ」
「2017年度 自伐型林業家 養成塾 説明会」
≪開催趣旨≫
持続可能な環境共生社会に向けた自伐型林業が北海道でも本格スタートします。
当会では北海道において今までなされていなかった自伐型林業の普及を目指すと共に、全道各地に持続的森林経営者の真の担い手を創出します。そのための自伐型林業の技術習得を目的とした研修事業「自伐型林業家養成塾」の事業説明会をフォーラムと合わせて実施いたします。
~『北海道型』の自伐型林業を目指して~
北海道の林業は森林組合などが主体となり、高性能林業機械などを利用し集約的施業が進められています。 自伐型林業は山林所有者や地域住民、林業家などが地域から離れず、永続的に収入を得ていく林業です。 低投資で始められ、大型機械も使用しないので、環境に優しい林業です。北海道では戦後の造林で育った木が充実期を迎えていると言われていますが、人工林は50年皆伐からの植林を繰り返し、天然林も皆伐施業が横行し森林の持続性が失われつつあります。環境配慮・地域就労・地方創生・諸々の課題解決には「自伐型林業」が決めてとなります。兼業・専業問わず、林業を暮らしにそして生業に。新しいライフスタイルとして始めませんか?
プログラム
1、 基調講演 林業の真の担い手は「自伐型林業」にあり!
・中嶋 健造氏
(NPO法人自伐型林業推進協会 代表理事)
2、 自伐型林業 事例紹介
・清水 省吾氏 (里山部 代表)
・大西 潤二 (株式会社大西林業 代表取締役)
3、 トークセッション
(参加者全員対象:テーマ・北海道の自伐型を描こう)
4、 自伐型林業家 養成塾 説明会
総合司会 澤田健人 ニセコ町 地域おこし協力隊
≪日時≫2017年7月21日(金)
開演14:00~ 【受付13:30~】
終了17:30
≪会場≫ニセコ町民センター
(虻田郡ニセコ町富士見95 TEL 0136(44)2221)
≪参加費≫ 1名 1000円
【お申込み・お問合せ】
北海道自伐型林業推進協議会
白老郡白老町栄町2-1-7(ならの木家 内)
TEL&FAX 0144-82-3852
メールアドレス kitanojibatu@athena.ocn.ne.jp
【主催】北海道自伐型林業推進協議会
【協力】NPO法人 持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会
【後援】ニセコ町
この事業は公益財団法人 秋山記念生命科学振興財団の助成を受け実施します。
これが、里山部でのグリーンウッドワークだ!!
しみずです!
パソコンは復活しました。やったー!
さて、今日は生憎の雨でしたが、里山部にお集まりいただきまして、本質的なグリーンウッドワークを楽しんでいただきました!!わー!!!
今も興奮がさめずに、長文なブログになります(笑)
里山部にもドローンがきましたよ(嘘)
今日は、馬も来たんですよ、●●馬も(笑)
何が本質か!
森にある、木を選ぶところから始めて、
実際に木(シラカンバ)を伐って、みんなで運んで、
職人さんが丸太で作った「削り馬」を使用して
皆さんの好きなものを好きなだけ作っていただくというものでした。
しかも最後はピザ作って食べるという(これはおまけ(笑)
これくらい本格的に、やっている所はなかなかないでしょう!?
いつも感謝しているのですが、里山部に集まる方たちはいつも、熱い思いを持つ方、プロフェッショナルな方が集りまして、一瞬にして、この空間が村になるんですよね(笑)全員が主体的になるというか。全員がかみ合って、最高の時間を作るというか。
今日は、モノづくり、家具づくり職人さんが3人、当麻でお世話になっております森林整備&アウトドア遊びのプロの方、写生会の時やYAMABITO'sの企画に毎度協力していただいている先生、そして昨晩からピザ生地を作っていただき、画板で名刺などをつくっている方、札幌からこのイベントのためだけに旭川に来た北大の学生さん、そして一番最年少は、「旭川を変えたい!」と僕と同じ匂いがする熱血的な高校生!
そして僕、キコリ。YAMABITO'sの栞ちゃん。
楽しくないはずがない!写真で紹介します。
まずは選木、「グリーンウッドワークに適した木を選ぶ」所はモノづくり職人さんに木を見る目線を教えていただきまして、選木の協力をしていただきました。
程よくいいカバがありまして、引っかかることなくスムーズに倒れてくれました。
きちんと、伐る前に斧を置いて黙とうしてからの伐採です。安全祈願。
僕の仕事はここで終わりました(笑)
普段なら捨て置く、枝葉の部分や細い幹を拾って、風の子広場まで人力搬出。
幹の部分は後日、薪とガンビにします。
モノづくりの職人さんに伐りたての生木を触ってもらえるのが最近のほっこりくる幸せです(笑)キコリが職人に木を手渡した感覚が好きなんです(笑)
枝葉だけ回収するというなかなかに奇妙な光景です。
こうやって木材の魅力が高まれば、根元から梢まで木の全てが大切に思えるようになります。
軽トラに馬を乗せてきた方がいます(笑)
原さん(当麻町の地域おこし協力隊です)です。
最近、僕と、様々な場所で熱く関わりがあります(笑)
旭川近郊で、こうした身近な木の新しい出口を作るキーマンだと思っています。
この削り馬も、以前に当麻山の危険木処理で伐った、林地に置いてきたシラカンバの丸太などを使って作ったものでした。
全てが繋がっていて、無駄じゃないなぁってしみじみと感じました(笑)
あの時の処理は根むくれ+レールスライドという1本に2時間くらい時間をかけて処理した木でしたから思い入れがありました。
この削り馬の安定性は抜群で(2*4で作ったやつより10倍良い感じ)、人間が乗って力を加えてもかなりドッシりと構えて、頼りになるものでした。
「こうやってやるんですよ」なんて原さんにレクチャーしていただいていると、あっという間に「へら」ができました。
20代の職人さんたち(熱い野望をもっている)にも、急きょ講師を務めてもらいまして、加工する際の様々なアシストをしていただきました。自前の道具まで持ってきてもらいまして、本当に本格的でした。
ピザ生地とか削り馬とか道具とか、こちらからお願いはしていないのですが、「こんなの持って行くわ!」という参加していただいた皆さんの主体的な動きにより、こんな楽しい空間になり素敵な時間が流れます。
本当にありがたく思っております。
雨でもへっちゃら(少し寒かったけど)な里山部の風の子広場。
今日のフォレストスペースコーディネートは高校生の方と一緒にやりました!
これも手伝ってくれて、ありがとう!
途中、弓を作って火おこししていた人もいたなぁ(笑)
そして、次々と、個性あふれる木のモノができました。
3時間前は、生きていた生木ですよ。
今日はここからも盛り上がりました。
「ねぇポタージュ混ぜるのない?」、「ピザ切るのない?」みたいに無いと困る道具を、全てグリーンウッドワークですぐ作れるというところが更なる面白みをくれました。「無ければ作ればいい!」という精神と、即時行動にうつせるところ(笑)
札幌からきた学生さん、帰りにはすっかりピザ職人になってもらいました(笑)
今日は、いや、今日も皆さんに感謝です!!
ありがとうございました!!!風邪ひかないでくださいね!
★次回、7月の里山部とYAMABITO's共催のイベント予定は、
「夏日を楽しむ!薪割りついでにスイカも割ちゃおうZE!(仮称)」という、ひたすら薪割りで汗かき、昼近くになると、沢で冷やしておいたスイカやノンアルコールビールでガツンと体を喜ばせるようなものを考えています。海の日予定です。
また10名が定員予定です。
まだ参加募集はしておりませんので、しばらくお待ちください。
職人さんにつくっていただいたお皿に焼き印をジュワッっと。
シラカバの草刈現場と、里山部のNEWアイテム★
しみずです。
前回に引き続き草刈の現場と、里山部フィールドに設置した魅力的なアイテムの紹介です。
★今日の現場は平坦なシラカンバ林でした。
違和感が二つ。ササがない。低木と中層木がない。
話を聞くと、以前からこのエリアに生える植生は、全部刈っていたようです。
よく見てみると、様々な広葉樹の稚樹が生え、次の森に移りたがっている様子がわかります。シラカンバの林はいわば「森のかさぶた」、何らかの理由で更地に近くなった場所にいち早く生え、森林を形成することからマザーツリーとも呼ばれています。その分寿命が人と同じ程度で60年から80年ほどといわれています。
ざっとここは30年くらい。カバが終わった後、自然に別の広葉樹にシフトしていくのが、よく見られる森の推移だと思います。
そうみると、ここでは、10年生の中層木がたくさんあっても良かった場所です。
カバの林は比較的林床が明るく保たれています。ササがはびこることがおおいのですが、ここではササはもうすでにやっつけて、次のステップへ以降することが十分可能な森の状態でした。
同じ場所で撮影した前後の様子です。左が草刈前。全部草に見えますが、これだけ「木」が生えていたのです。
そこで、今日は山主さんにも、全刈りはやめて、次の世代の森をつくるためにこいつらを積極的に残していきましょうという提案をしまして、その方向性で森を作っていくことになりました。森林浴をするにも、明るく、多様な種類が生える林は効果的です。これからのこいつらが、楽しみになりました。
とにかく、カバの根元や近辺には、何種類もの広葉樹がありました。こいつを活かす。
★里山部フィールドに魅力的なアイテムが増えました。
一つ目は、本格的なピザ窯です。施工していただいたのはなんと、煙筒の横山さんの社長直々、里山部に足を運んでいただき、1日かけて作っていただきました(1日でできるのがすごい)。
ただ、レンガを積み上げて作った素人窯は、温め2,3時間。ふたを開けるとすぐ熱が逃げて、、、というようになかなかに難しいものでした。
今回は材料から本格的です。「作るなら良いもん作らなきゃダメだ!」と居酒屋で横山さんから喝を入れられ(笑)材料を買い込み挑みました。
横山さん、煙突の仕事をする前は、ブロック、レンガのお仕事を数十年勤めており、実はレンガ関係にもお強く、加えて本職である煙突、熱の動き、断熱、と窯に必要な知識も兼ね備えており、施工技術から知識まで、全てプロフェッショナルでした。
見えないところで、誰も教えてくれないマル秘な工夫がされています。
特に天井の熱がこもりやすく逃げにくい加工は、ここでは教えません。
僕の秘密にします(笑)
そして極めつけは煙突。この煙突いくらするか、、、無料でいただきました。感謝感激です。このピザ窯の横にちゃんと横山さんの会社のマークはっておかなきゃ。
現在さらに、これにあう蓋(ドア)を作っていただき、明日、完全に完成します。しばらく乾燥期間ですので、来週あたりから使えます。本当にありがとうございます!
料理好きの方(作るのも、食べるのも)を集めて、イベントやりますよ!!!
★二つ目は、なんと、ソーラーパネル買っちゃった★
待ってたんですよこれ!!何カ月も(笑)
昨日のハレバレパレット、あのライブ演奏に使われている電力原ってソーラーなんですよ!!そしてそのソーラーパネルを扱う太陽職人は、日本中を旅する「早川寿保さん」。早川さんを知ったのが2月、その時は雪山にいたけど、すぐ電話してみると「旅して北海道に戻るのは6月のハレバレパレットだわ」みたいな会話を交わしました。それから待ちに待ってやっと昨日でした(笑)
電気の勉強のことは覚えてなかったけど、非常にわかりやすい説明で僕でも設置できました!!!
電気付きました!!!!
そしてなんと、携帯の充電もできるようになりましたあぁあ!!!!
芋も太陽の光を浴びて成長が止まらない模様。太陽ありがとうぉお!!!
最後に、ハレバレパレットの駐車場係の様子。
これみたら徐行するわ。
準備や会議にはあんまり出られませんでしたが、こんな大勢の人たちと何かを成し遂げるこの感覚。最近ずっとなかったなぁ。すごい充実感でした。
これでまた一人でも頑張れる。
早く、里山部に遊びに来てほしいのですが、24日までずっと仕事で、且旭川にいない日もありまして、開放できるのは再来週あたり、7月に入ってからになりそうです。
申し訳ない!!!!
超本気出してきた!森を輝かせるためのササ刈!
しみずです!!
いい仕事してきたので自慢させてください(笑)
秘境の森づくり、ササ刈と危険木処理をしてきました。場所等の詳細は秘密です(笑)
高層草本や背丈ほどのササに覆われすぎたこの現場。
山主さんは、購入してから6,7年ほどのようで、森の全景を見たことがないので見てみたいという要望でした。遠くからみると非常にポテンシャルの高い森林だと思って、「この森を輝かせて見せたい」と超やる気スイッチが入りました。
普通に考えて、5,6日は作業の時間がかかるかなと考えてましたが、心の中の俺が「並なら6日、でもお前なら・・・?」と語りかけてきました。
こっちは一流、「3日だ!」ということで、3日でササ原の全刈りと危険木処理と、ササ原とは別にある遊歩道の草刈を受けました。
結果、毎日150%のパワーで、一人で2日と半日でやってきました。現在もってるすべてのササ刈スキルを駆使してきました。
全て人力です。チェンソーと刈り払い機のみでやりました。
全て刈るのは誰でもできます。俺の超こだわりのササ刈は他とは一味、違う!!
まずは、タイプA、★全刈りスタイル★
心を無にしてひたすら刈る。
そしてタイプB、★山主ライフスタイル配慮刈り★
ここでは、両親が山菜を取りに来ることが多いということでしたので、ササや草の中に埋もれている山菜を残しつつ周りを刈るスタイル。ギョウジャニンニクやウドが隠れてました。「もう育ちすぎて食えないよ!」というツッコミはナンセンスです。場所がわかったことが大事で、翌年の期待が膨らむんです。
タイプC、★希少種残し★ 旭川近郊の森の植物で、ポピュラーな種類なら春から秋まで大抵頭に入っています。ずっと森の植生調査してきたからね。
北海道で希少とされている植物のほか、その範囲での数が少ない種類の植物を優先的に残すことができます。
高さ10cmみたないギンランの仲間(写真右下白花)やオクエゾサイシン。
タイプD★稚樹残し★場所に応じて、こいつは少し生き残れるかもしれない、と思う稚樹を残します。大抵、10年後には結構な数が、競争等に負けて消えていたりするんですが、その10年間は、木を愛せます。伐ったら終わり。残したらその後の観察ができるんです。
草刈が今後の森がどれだけ楽しく、多面的な楽しみができるか、かかっているんです!安易に考えちゃいけません。
タイプD、★センス刈り★ どうしたら良い景色になるかわからない時に、お任せいただく刈り方。ここでは川沿いを僕のセンスで刈りました。刈った直後は散らかって汚い感じですが、これから日にちが経てば、景色に差が出てきます。
そういうのを全て複合して刈りはらった遊歩道がこんな感じ。
ウルシの仲間やササは無くし、かつ面白みの有る植物を残しています。
自分の森で植物観察会ができるなんて素敵ですよね。
また、たまに福祉利用の方もお越しなるようで、利用しやすく且、気持ちよい空間も意識しました。
★ササ刈中、危険木を見つけても、対応できるのも、強みです。
これくらいなら15分で片付きます!やっぱり伐倒作業の方が好きだな(笑)
まだまだ、良い景色があるのですが、この辺で。
そして最後に嬉しいニュースがありまして、このフィールドを研修などで、里山部に貸していただけるということでした。超見ちがえった秘境の森には、携帯の電波は圏外(DoCoMoは通じるようです)ですが、昔の駅舎のようなカッコいい平屋があり、電気が通っており、冷蔵庫や風呂までもあるという、一部文明が発達したエリアがあり、快適性も兼ね備えられた無敵のフィールドです(笑)
まずは、もっと暑くなってから、スイカや夏野菜をもぎ取ってきて、この森の川で冷やして食べるという、映画「トトロ」のような時間を過ごしつつ、森の超森林浴イベントを考えています。少人数の予定です。山主さんは、同じ森を愛する人に使ってほしいようで、マナーを守れる人でやってほしい。ということでした。僕の森みたいなワイルドな使い方はできません(笑)
ちなみに里山部フィールドから20分程でついちゃうので結構近いです。
最後に・・・まだ刈りはらったばかりのササは鋭く、長靴が簡単に破けてしまうなど、危険が伴います。6月、8月と根気よくササ刈を行っていくと数年後には落ち着いてくると思います。そうしたら、山主さんにこの木と会わせてあげたいなぁ。
自分の森にこんな大木があったなんて知らなかったようです。ハリギリです!
里山部のこうしたササ刈は1日、1万5千円前後(状況による)で行います。
また、森をどうしたらいいかわからない場合、交通費+半日5000円程で森の調査とプランを出します。ササに覆われているからって諦めていたら持ったないですよ!!!
・・・久しぶりに自分の体力と精神の限界と戦える良い仕事をしました(笑)