里山部-satoyama-活動(東鷹栖)

小さな森の山主が始めた個人事業ブログ

自宅が映画館になったワケ。

しみずです!

 

大地「あぅあぅゅぁ~」

※100型のスクリーンで見る映像は映画やなぁ。ビールもうまいし。

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先日、札幌での「アウトドアフォーラム若手研修会」に参加してきました。

ある日、「自然体験、こども、あそび、環境教育をキーワードに道内にいる20~30代を中心に声をかけておりまして、今後の新しいネットワークづくりや、新しい出会いからのおもしろ企画を生み出していきたいとの想いで今回若手プチフォーラムなるものを企画しております」とメッセージがきた。

札幌の定山渓で頑張っているワカモノから。

 

 

僕は、「森遊びができるのも、そこに健全な山があってこそできる活動だ。」と思っていて、やはり、これらを考える上で、最上流に「林+業(保全と利活用)」の陰が、意識にチラつくべきだと考えている。最上流がおかしなことしていたら、下流までの流れが分断され、持続は不可能へとなる。

 

そうした部分で、自然に身を置き、最前線で活躍するワカモノ(当日は20代がほとんど)には「山の本質とは」を、知って・考えて欲しい世界だった。だから、参加してきました。

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札幌方面で活躍している、意気投合した5人が、個人的にこれを企画し、継続していこうと奮闘している。しかし、この会の方向性や目的などは、まだフワっとしていて、ここをどう固めていくか。という部分にも重点が置かれた内容だった。

 

「初めまして」の方も多かったので、それぞれ地域で活動していることを紹介してもらうことから始まりました。

 

 

☆☆☆☆☆

 

 とりわけ目を引いたのは、浜中町(霧多布ナショナルトラスト)の活動と、十勝更別村

 

◎「浜中町」とGoogleで検索すると、「浜中町 ハーゲンダッツ」と出るではないか。

この地図見せられて、「ここ北海道のどこだよ!?」みたいなツッコミを入れてしまったんだが、検索してみると、急に身近になってくる。

ハーゲンダッツ!?

そう、ハーゲンダッツが認めたミルクが、浜中町の牛さんのようだ。誇らしいわ!

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ここのNPO法人霧多布湿原ナショナルトラストさんのエコツアーを紹介していただいたのだが、なんとまぁ、素敵なことか。

1、「使っていない私有地の湿原を買い取る」+「利用する」ということから、

2,「地域の人たちの普段の暮らしをそのまま体験させる、今ある、ありのままの自然で勝負する。自然と、住民との連携に、無理がない(今日だけ特別というワケでなく、これがここの暮らしだぁ。みたいな雰囲気)」ような内容で、エコツアーを展開していること。

3,しかし、一部は内容に非日常的で、ワクワクすることが入っていること(無人島に行く等)

 

釧路や根室から1時間以上もかけて、ここに遊びに来るそうだ。

ここでは紹介できないが、納得の内容だった。自然の護り方と、使い方がうまいと思った。

特に、浜辺をマウンテンバイクで激走するのはくっそ面白そうだった。絶対やってみたい笑。マウンテンバイクの後輪から、高々と海水を巻き上げながら走る様子は漫画のそれで、海を激走するという体験は、苫小牧が実家の僕でもやったことがない笑f:id:shimizu-satoyama:20190213103743p:plain

 

更別村

 また、どこだよ!?みたいなツッコミを入れてしまったんだが、なめてはいけない。ここは強烈な村だった。

さて、また「更別村」でぐぐってみてほしい。「更別村 裕福」と出るではないか。

 

1)日本一外車を乗り回す村だそうだ。もう、なんだこのファンキーな村。

 

聞いてみると、1家の農家さんが持つ田んぼの面積は400ha等の超大規模化された仕組みで経営されているよう。

400haって、自分の田んぼでトラクターが故障して帰れなくなったら、もうそこにビバークしてSOSののろしあげて、救援待たないとイケないレベルじゃない笑

僕の山100個分ですわぁ。

 

2)年収が4,5000万円。わや。俺もここで農業してくる。

大規模化するとこんなに稼げるんですね。

その結果からか、当日この村から来ていたワカモノは「村人はもうこの村には満足しているから、盛り上げる必要がなさそうに見える」といっていた。

 

3)熱中小学校・野遊び部。

名前が良い。熱い。

「でもやっぱりこの村の自然がすきなんだ。この魅力を伝えたい」と当日、生粋の更別人である「昆虫博士」が熱く語ってくれた。20代で昆虫博士とはすごすぎる。

そしてまさかの、カバンからクワガタが出てきた瞬間。「あ、僕と同類のヤバイ熱さを持つ人だ」と、一瞬で理解しました。

「こいつがいると頭が冴える」的なことを言っていた。僕はそのヘンタイのレベルは理解できるし、とても共感できる。

クワガタもまさか更別村から札幌まで電車で来るとは思っていなかっただろう。

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あとアイスバブルで有名な糠平湖もやや近い。最近僕のInstagramでは友人が投稿したアイスバブルで賑わっている。そんな場所も魅力だ。しかし、全部クワガタに持って行かれた。

 

十勝さらべつ熱中小学校、詳しくはこちら↓

https://www.necchu-hokkaido.com/

 

「こんなイキの良いワカモノたちが北海道中に散らばっているのか!!!」

 

点なのはもったいないなぁ。と思って僕もこの会に参加していこうと思っています。

 

そんで、3月13日、14日は、旭川でこの会を開催することになりまして、里山部のフィールドで、「木1本から生まれるアクティビティや木工体験を考察・実施」をしてみる予定です。夜はまた、ガッツリと自然での仕事について、そして、この会の在り方について、討論できる場になると思います。

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この会は、原則推薦で人を呼ぶ予定だそうで、告知しておいてなんですが、誰でも参加できるわけではないようです。

僕も一人旭川で熱い人を誘う予定です。

前衛的に突き進む、熱いワカモノは大好きです。

ワカモノだけでの会というのも、意味があります。

 

 

そう、、、次回のフォーラムが旭川会場になった以上、プロジェクターとスクリーンは、僕が買って用意しておかないと!!!

 

とりわけ若手の中で、僕が年上だったので、「旭川で僕に支援してくれた良き大人」たちの恩を真似て、「僕はこのワカモノたちに投資したい」と思った次第でありました。

 

そしたら思ったよりスクリーンがでかくて、映画観になったんです笑

 

でっかいスクリーンで映画みたい方は、DVDもって、うちに遊びにきてね笑